top of page

北が核を放棄するわけがない

更新日:2021年2月1日


 この6月、トランプ氏と金正恩氏とがシンガポールで歴史的会談を果たした。世間では融和ムードだが、金総書記曰く「もはや核を保有する理由はない。完全非核化に合意」とのことだが、それはいつ達成されるのか。 

 ということで、本日のヘッドラインをユーグリッドの背理法で証明してみよう。

 まず、命題「北が核を放棄する」を真とする。ではそれがいつなのかといえば、北が世界制覇を果たしたときだ。しかし、そのようなときがくるわけがない。仮にそうなるなら、核は覇権維持の切り札としてますます手放せない。いずれの帰結も命題に反するので、命題は偽であり、北は存在する限り核を放棄することはない。

 以上です、裁判長!

 
 
 

Comments


bottom of page